I氏の手紙

Ibuki Hideaki Free Talk

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IFの世界(声変わり)

『ドラえもん』の声優交代は、新聞やテレビでも取り上げられるほどの出来事だった。
 それだけ話題性があり、声のイメージが定着していたということだ。来年の春から演じることになる人たちは、結構プレッシャーがあるでしょうなぁ(いきなり新人ということは無いでしょうが……)。

 よほどのことが無い限りは、ひとりのキャラクターはひとりの声優が演じる(キャラクターボイスとはよく名づけたものだ)。
 しかし、決定に至るまでには無数の選択肢がある。私は1回だけだが、声優オーデションの審査をやらせてもらったことがある。主役ヒロインのオーデションに集まったのは30人以上。狭き門だ(そのときのオーデション・テープは門外不出になりましたよ)。

 もちろん、別の人が演じたら、という想像も可能。
『巨人の星』の星飛雄馬といえば、もはや古谷徹以外の声は想像できないが、直前までは野沢雅子で決まりだったという。さあ、野沢雅子の「とうちゃん、おれはやるぜ」を無理やり想像してみよう(笑)
 同様な例に、『赤毛のアン』のアン、島本須美→山田栄子がある。これも直前で変更されたという。

 ゲーム『DOA』シリーズのヒロイン、かすみの声は丹下桜から桑島法子にバトンタッチされた。最新作の『DOAU』では、なんと両者の選択が可能になっている(とある条件をクリアする必要があるが)。
 映画『マイノリティ・リポート』のDVDでは、アガサの声を根谷美智子と水樹奈々で切り替え可能(水樹奈々が聴けるのは初回版のみ)。
 そのうち企画物として、野沢雅子版『巨人の星』や島本須美版『赤毛のアン』が出たりして……。ないない(^_^;)
(11月26日のmixi日記からの転用)

2004.11.26 ◇to page top


ウォーターライン化を希望する艦(第3回)

1 アメリカ海軍 航空母艦「ワスプ」
 いわゆる戦前のセブン・シスターズの中でウォーターライン化されていないのは、「ワスプ」と「レンジャー」ですね。ここは伊號第19潜水艦によって撃沈され、日本人にも馴染み深いCV−7「ワスプ」の方をキット化して欲しいものです。

2 イギリス海軍 重巡洋艦「エクゼター」
 ラプラタ沖海戦において手傷を負いながらも、独ポケット戦艦「アドミラル・グラーフ・シュペー」を追い込んだことで有名。ジャワ島スラバヤ沖では、優勢な日本軍相手に壮絶な最期を遂げた。

※ポケット戦艦、以前はウォーターラインで発売されていたはずですが(作った記憶あり)、現在の商品リストには載っていませんね。復活希望。

3 フランス海軍 戦艦「ダンケルク」
 33センチ主砲を4連装2基にまとめて、前甲板に配置したユニークな姿。基準排水量26500トンの中型戦艦。登場時、ドイツのポケット戦艦を捕捉・撃破可能なのは、世界でもイギリスの巡戦3隻とフランスの「ダンケルク」級2隻のみだといわれたものです。
 世界でも珍しい、快速中型戦艦というカテゴリーがじつは好きだったりします。

4 イタリア海軍 戦艦「アンドレア・ドリア」
 世界でも珍しい、快速中型戦艦と書いた途端、こちらもあまり変わらないことに気づきました(25924トン)。もっとも「ドリア」は27ノットなので快速とはいきませんが。
 旧式ながら大改装によって外観を一新。煙突を含め、円筒形がずらりと並ぶフォルムは、ぜひ立体模型で見てみたいものです。

5 イギリス海軍 モニター「エレバス」
 7000トンほどの喫水の浅い船体に38センチ砲2門を搭載した特殊な艦種。イギリス海軍は第一次大戦では37隻も保有していたが、第二次大戦開戦時には3隻に減っていた。それでも主要国の中ではイギリスだけがこの艦種にこだわり、さらに2隻も新造している。
 ちなみに私も好きでして、拙作『第二次宇宙戦争』(ワニノベルス)の中で活躍させています。

2004.11.22 ◇to page top


『舞−HiME』

 アマゾンから『舞-HiME』のコミックス(シナリオ/キムラノボル、作画/佐藤健悦)が到着。アニメ人気のおかげで、入手が困難と聞いていたのでホッとしています。マンガ版の内容、設定はアニメと変えてありますね。

 さて、アニメの方ですが、じつは去年の夏の段階で打ち合わせに呼んでいただきました。企画のベースが出来た時点で、意見を聞かせて欲しいということで。
 そこで私は「『萌え』だけではなく、『燃える』要素も大事にして欲しい。むしろ、骨格はそちらでしょう」と発言したわけですが、実際にそのようなフィルムに仕上がり、多くの人に受け入れられているようですので満足、満足。
 他にも裏話やら今後の展開とか、いろいろとネタはあるのですが、現時点では当然ヒミツです。

 mixi内の『舞−HiME』コミュも参加者は急増中。mixi日記でも『舞−HiME』ネタを多く見かけるのですが、今回のコミック発売で「チャンピオンコミックスを買うのは『その名は101』以来」とか「チャンピオンコミックスを買うのは初めて」という声もあり。
 自分の場合、今年になって『ドカベン スーパースターズ編』を買い出しています。その前は『キリエ』、その前は『覚悟のススメ』まで遡るかな。
 さらに遡れば、『ブラックジャック』『バビル二世』『番長惑星』『ふたりと五人』……あっ、一気に70年代に……(^_^;)

追伸
裏話(これくらいなら良いかも)
舞衣となつき。きょぬーでブイブイいっている(?)舞衣ですが、初期の設定では、なつきの方が胸が大きかったのですよ。

2004.11.13 ◇to page top


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