I氏の手紙

Ibuki Hideaki Free Talk

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最近入手した本やDVDソフト 2004年12月編

 値段は税抜きだったり、税込みだったり、ネット通販のセールス期間中だったり、それぞれです。DVDの新譜はみんなネットで買っているので、実際はもっと割引されています。表示金額はあくまで目安ということで。

1『ルンガ沖夜戦』半藤 一利 PHP文庫 571円
2『妙高型重巡』歴史群像太平洋戦争シリーズ 学習研究社 1700円
3『伊勢型戦艦』歴史群像太平洋戦争シリーズ 学習研究社 1800円

4『ローマ帽子の謎』エラリー・クイーン  井上 勇訳 創元推理文庫 672円
5『九尾の猫』エラリイ・クイーン  大庭忠男訳 720円
 今年は古典パズラーが読みたくなって、いろいろアマゾンから取り寄せ続けました。一番買ったのが、このクイーン。

6『Risky Dolls』木村貴宏 メディアワークス 3000円
7『はじめの一歩』71巻 森川ジョージ 講談社 410円
8『エアマスター』23巻 柴田ヨクサル 白泉社 530円


DVD
9『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』10巻 バンダイビジュアル 6000円
10『忘却の旋律』6巻 錦織博監督 角川書店 5800円
11『プラネテス』9巻 谷口悟朗監督 バンダイビジュアル 6000円
 これが最終巻。良いお話でした。

12『スパイダーマン2』サム・ライミ監督 3970円?
13『デストラップ』シドニー・ルメット監督 1500円
 以前、クリストファー・リーブ追悼をmixi日記に書いたところ、この映画を薦めていただいた。廉価版が出たので買ってみました。
 サスペンス劇の傑作。ストーリーが二転三転して、先を読ませません。それもそのはず、原作はあの『死の接吻』のアイラ・レヴィンなのです。
14『The Box of Four Titles』ラーメンズ ポニーキャニオン 10000円
 これまでVHSでのみ出ていた四つの公演「CHERRY BLOSSOM FRONT 345」「ATOM」「CLASSIC」「STUDY」をDVD化してまとめたもの。
 多彩でキレがある。そして、何より自分とのシンクロ率が非常に高い。
「怪傑ギリジン」は、あまりのおかしさに命の危険を感じて、いったん停めてしまったほどです。
「小説家らしき存在」には、正直「やられた!」と思う。
「アトム」は、30年後の現代にコールドスリープから目覚める男の話。
「アトムより」は、その変奏曲。これがもし小説やマンガなら、ちくま文庫に収録されるのがピッタリという上質な作品です。

2004.12.31 ◇to page top


真理アンヌ

 昨夜、ファミリー劇場で観た「ウルトラ情報局」のゲストは、真理アンヌでした。
 彼女が出た作品としては、「ウルトラマン」第32話「果てしなき逆襲」(ザンボラー登場)が有名。科学特捜隊インド支部のパティ隊員を演じ、「日本の名物、地震、怪獣、ウルトラマン」の名ゼリフ(?)を残しています。
 それにしても、それまで怪獣を見たことがないとは、何のための支部なのか。インドには怪獣が出なくて、彼女たちは「事件記者コルチャック」に出るラクシャサのような妖怪と戦っているのだろうか。
 また、真理アンヌは「隊員服がきつかった。とくに胸が」と発言。フジ隊員の服を着たわけではないようですが……(^_^;)

 真理アンヌは、「ウルトラセブン」第34話「蒸発都市」(ダンカン登場)にもゲスト出演しています。こちらはユタ花村という霊媒師の役。
 もともとウルトラ警備隊の友里アンヌ隊員というキャラクターは、金城哲夫が真理アンヌをイメージをして作ったものだといいます。実際に演じたひし見ゆり子とは大きなギャップがあります。
 多くのウルトラファンは、ひし見ゆり子の方が良いというでしょうが、私は真理アンヌ版アンヌを見たかったですよ。
 せめて、地球防衛軍インド支部ということで、隊員服を着せるとか……(またか)。

 パティ隊員の髪型はショートですが、ユタ花村のときはロング。ちょうど鈴木清順のカルト映画『殺しの烙印』(1967年)に出演していた時期で、あの映画の中の真理アンヌは、私の好きな「謎の女」5本指に入るほど素敵です。

(12月18日のmixi日記から転載)

2004.12.18 ◇to page top


子どもの名前

 今日(12月17日)の新聞に「2004年に付けられた名前上位」が載っていました。
 男
 1 蓮(れん)
 2 颯太(そうた)
 3 翔太  拓海
 5 大翔(ひろと)
 6 颯(はやて)

 女
 1 さくら 美咲
 3 凛(りん)
 4 陽菜(ひな)
 5 七海(ななみ) 未来(みく)
 7 花音(かのん)

 ひー、花音! 名前に釣り合う容姿に育つのか、人ごとながら心配です。
 女の子の名前「〜子」が付かなくなって、もう20年くらい経つのでしょうか。私の知り合いの女性は8割以上が「〜子」ですよ。
 さっそくこのネタをmixi日記に書いたところ、鈴木ドイツさんから「〜子、と女の子につけるのは、もとは皇族、華族の女性の名前から来ている。そのまえは、カメとか、クマとかだった」と教わりました。
 さらに「小学校教師をしている複数の友人に聞かされたことですが、こういうマンガみたいな名前の子の親は、正直DQNな要素強い方が多い……。あと、”翔” ”翔太”は子ども自体もDQNなこと多し」だそうです。
 さもありなん。

 人名漢字は使えるものも増えたので、もっとバリエーションがあっても良いのではないかと。これからは「蟹」「蝉」「豹」「雀」もOKです。
 昔はカメとか、クマがあったそうなので、動物シリーズ。蟹子、蝉子、豹子、雀子……(;゚Д゚)

2004.12.17 ◇to page top


鬼が笑う話

 mixiをやっていると、それ以外のサイトの更新が遅れるのはよく聞く話です。ここは管理人さんが別にいるのだけど、アップするものの大半は私が書いているので、似たようなものですね。ふう。
 mixiはプライベート中心、こちらは対外的な仕事情報(+α)というように使い分けはしているつもりです。どうしても更新は前者が多くなってしまいますが……(毎日、複数回更新。mixiは反応もたくさんあるしね)。

 さて、今日は山名沢湖さんから新刊が3冊も届きました。『スミレステッチ』『白のふわふわ』(エンターブレイン)、『委員長お手をどうぞ』1巻(双葉社)。凄い凄い、みんな傑作。
 今年は、西川魯介さん、山本貴嗣さん、すずきあきらさん、といった方々から本をもらってばかり。来年はこちらも頑張りたいものですねぇ。
 で、鬼が笑う来年の仕事の話。
 えー、多くの方が「エッ!?」というものを2本ほど予定しています。しかも、その2本は両極端な内容ですね。問題は結構長いスパンのものなので(今年もそれをやっていました)、来年脱稿したとしても、すぐ世に出せるかは不明です。ひょっとすると再来年かも。
 そんなわけですので、これまで通りの仕事もちょこちょこと続けていくことになりそうです。
 いずれの場合も発表できる段階になりましたら、ここで報告させていただきますので、気長にお付き合いのほどを。

2004.12.11 ◇to page top


最近入手した本やDVDソフト 2004年11月編

 値段は税抜きだったり、税込みだったり、ネット通販のセールス期間中だったり、それぞれです。DVDの新譜はみんなネットで買っているので、実際はもっと割引されています。表示金額はあくまで目安ということで。

1『進化しすぎた脳』 池谷裕二 朝日出版社 1500円
 中高生と語る「大脳生理学」の最前線、という副題がついている通り、脳研究の第一線にいる著者が中高生に行った講義をまとめたもの。
 平易な言葉を用いながら、中身はとても深い。どんな分野でもそうだが、中高生に理解できるように解説ができたら「本物」だと思う。
2『大人のための文章教室』 清水義範 講談社現代新書 720円
 タイトルどおりの内容(ちなみにリュニアルされた現代新書を買うのは初めて)。パスティーシュで脚光を浴びた著者だけに、文章に対する興味は深くて実践的だ。
3『ドイツ戦闘機開発者の戦い』 飯山幸伸 光人社 895円
 メッサーシュミットとハインケル、タンクの航跡。
4『踊るドラマの刑事ウソ・ホント?』 北芝健 フェアベル 571円
 元・警視庁刑事が書いたウンチク本。セブンイレブン限定販売の本。

5『月明かりの闇』 ジョン・ディクスン・カー 田口俊樹訳 ハヤカワ文庫HM 900円
 フェル博士最後の事件、だそうです。
6『西城秀樹のおかげです』 森奈津子 ハヤカワ文庫JA 700円
7『すべてのまぼろしはキンタナ・ローの海に消えた』 ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア 浅倉久志訳 ハヤカワ文庫FT 560円
 長いタイトル研究家のわしとしては、思わず字数を数えてしまった。……22文字か。これではランキングの底辺ですな(くわしくは本サイトの「資料保管庫/長いSFタイトルリスト」を参照)。
8『トリポッド@襲来』ジョン・クリストファー 中原尚哉訳 ハヤカワ文庫SF 620円
 なんと『草の死』のクリストファーか! ビックリ。
 ディズニーが映画化決定だそうで、そうなるとカバーイラストも変わってしまうのだろうな。いまの西島大介さんのやつが良いのに……。

9『蟲師』2巻 漆原友紀 講談社 533円
10『舞-HiME』キムラノボル&佐藤健悦 秋田書店 390円
 これについては、というかアニメ『舞-HiME』については先月の日記を参照。
11『ドカベン スーパースターズ編』水島新司 秋田書店 390円

DVD
12『イノセンス』スタンダード版 押井守監督 ブエナビスタ 3800円
13『神魂合体ゴーダンナー!! SECOND』6巻 長岡康史監督 IMAGICA 6800円
14『プラネテス』8巻 谷口悟朗監督 バンダイビジュアル 6000円
15『忘却の旋律』1巻 錦織博監督 角川書店 3800円(初回特別価格)
16『忘却の旋律』2巻 錦織博監督 角川書店 5800円
17『フルメタルジャケット』スタンリー・キューブリック監督 ワーナー 1500円

 毎度のことながら、この価格差にはため息をついてしまうなぁ。日本がアニメ大国といったところで、ハリウッドとは競争力に雲泥の差が……。
 来年出る『ボトムズ』のDVD−BOXも欲しいのだけど、10万円という値段はどうにかして欲しい。せめて、OVAは外してもっと安くするとか。
 第一、次世代DVDが登場したら、たった2、3枚のディスクに全部収まってしまう気もする。そういう意味でも、置き場所を取るBOXはどうかと思うよ。

2004.12.1 ◇to page top


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